化粧品2化粧品はほとんどの女性が使っていると思います。その化粧品とはどのようなものなのでしょうか?薬事法での化粧品の定義は「化粧品とは、人の身体を清潔にし、美化し、 魅力を増し、容貌を変え、または皮膚もしくは毛髪 をすこやかに保つために、身体に塗擦、散布、その他これに類似する方法で使用されることが目的とされている物で、人体に対する作用が緩和なものをいう」です。効能がきちんと認められています。この項目以外の効能は化粧品では認められていません。ですから、 いわゆる薬用化粧品は医薬部外品なります。 部外品は染毛料、育毛剤、薬用化粧品のように人体に対する効果があっても「作用が緩和であり、疾病の治療または予防に使用せず、身体の構造、機能に影響を及ぼすような使用目的を併せ持たないものであること」とされています。すべての部外品については、その有効成分および効能についておおよその目安が述べられています。部外品でないと特定の成分については配合できません。私たちが 一般に化粧品と呼んでいるものは、薬事法上は化粧品と部外品でいずれも長期に使われることが多く、副作用は許されません。

さて、化粧品にはどのような種類があるのでしょうか。使用部位、使用目的などによって分類は異なりますが、日常よく用いるのはスキンケア、メーキャップ、 ボディケア、ヘアケア 、オーラルケア 、フレグランスです。 また、化粧品は「皮膚や毛髪を清潔にし、健康を維持するもの」と「容貌や印象を演出するもの」に分かれると思います。前者はスキンケア全般と毛髪と 頭皮のヘアケア、後者はメーキャップやヘアカラー、フレグランスなどです。前者は本来の私たちの肌や毛髪を正常に保つための生理的解明と、それを達成する、 薬剤、基剤の開発が、必要です。後者ではそれに加えてより美しく演出するために心理学やアートなども必要になるのです。

化粧品1化粧品といっても「スキンケア」のように肌や髪の美と健康を維持するのと「メーキャップ」のように自らを慈しむと容貌や印象を美しく飾るのでは異なっています。 顔も含めた外見は、私たちが自己を認めるときや 他者との関わりにおいて重要な役割を持っています。思春期に自己の外見の不満や悩みが多くなるのも、 自己概念の形成の始まるこの時期と重なります。私たちは外見の特徴をもとに他者を判断する傾向があります。外見の中でも「顔」は重要で、顔とその微妙な表情の変化を読み取って状況を判断することは、 ヒ卜同士のコミュニケーションに欠かせません。少しでもよくなろうと女性は顔に化粧を施しますよね。顔で「優しそうだ」とか「意地悪そうだ」といった外見からはわかるはずもない内面的なものまで判断してしまうことも多いのです。また、外見の魅力度の高い人は結婚の適性があり、 職業的地位も高いと他人から推定されがちであるという研究結果もあります。こういったことを漠然と知っているため、私たちは化粧をして好ましい印象を他者に与えようとします。人間の本質の1つに 他者とのコミュニケーションがあり、化粧はそれに深く関与していると思います。たかが化粧、されど化粧なのです。